猫の 手作り食 で知っておきたいこと

私自身が愛猫たちに、もう10年以上、猫の手作り食を作り続け、 その良さを実感しています。 子猫から育てた猫はもちろん、成猫(10歳近く)になってから 家に迎えた猫たちも、手作り食 に切り替えてきました。

猫の 手作り食 へ切り替えする時に知りたいこと

ただ、猫の手作り食への切り替えに苦労される飼い主さんが多いことも、 承知しています。

そこで、飼い主さん方へ直接に食事の大切さ、切り替え方の工夫などを講座や調理実習を通してお伝えしてきました。それをこの記事では簡単に解説していきます。

手作り食 をするにあたって理解しておきたい猫の身体

猫は本来、肉食動物なので、良質なたんぱく質を必要とする体を しています。 その特徴は、歯の形や腸の長さに現れています。

猫の歯の特徴

私たちの奥歯は比較的表面が平らですが、猫たちの奥歯は尖っています。 これは肉や魚を引きちぎるために適した歯なのです。

猫の腸の特徴

また、私たちは胴体の長さの約11~13倍程度の長さの腸をお腹に収めているとされていますが、猫たちは胴体の約4倍程度とかなり短いです。 これはたんぱく質を処理したあと、腐敗をする前に体の外に排泄するためと考えられます。

私たちは穀物主体の食事が本来は適しているので、それらをゆっくりと時間をかけて消化吸収していく必要があるというわけです。

犬と猫の「食」の違い

犬も本来は肉食動物でしたが、人との生活も数万年と長く、最初から人との距離も近かったため、食事を与えらえて暮らしてきた という関係性から、雑食寄りの肉食動物になってきたと考えてい ます。

それと比較して猫は人との生活は7千年ほどと短く、その関係性も穀物をネズミから守るために家畜化されたとされていますので、人から食事を与えられるようになった歴史はさらに浅く、犬以上に肉食傾向が残っていると考えています。

猫の手作り食を行うメリットはタンパク質と水分

私が猫さんに手作り食を勧めたい一番の理由に、良質なたんぱく質と自然な形での水分摂取ができる点です。

水分不足の改善

マサチューセッツ工科大学の研究発表のなかで、猫が水を飲むひと舐めで 0.1ml強しか飲めていないというものがありました。

お水を一生懸命に飲んでいるようでも、十分な量は飲めていないということです。 ドライフードが主体だと水分不足になりかねないので、ご注意く ださい。

手作り食が難しくても、ぜひ、良質なウェットフードを併用す ることを強くお勧めいたします。

猫さんへの手作り食の良さは、まだまだ多くあり、一度ではお伝え仕切れませんので、また別の機会にお伝えしたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

猫4匹と暮らし、手作り食を中心にご自宅での養生法を提案しています。実際に家猫たちも、病気を抱えながら元気に養生中。麻布大学獣医学科卒業 獣医師免許取得、日本獣医ホメオパシー学会認定医、国際薬膳師|チロとサクラのクリニック 非常勤|Aroma Space Nico ペットのためのホリスティックケア講座 講師|「てづくり猫ごはん」監修:はごろもフーズペットケアユニット アドバイザー