犬にチョコレート中毒の症状と原因物質について

犬のチョコレート中毒は近年のインターネットの普及により、犬を飼ってない方でも聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか?グーグルトレンドで検索エンジンを分析すると、やはりあの時期、チョコレートが多く流通するバレンタインデーの2月にチョコレートを誤食してしまうリスクが増加することがわかります。

犬にチョコレート中毒の原因物質は?食べた時の症状は?

犬のチョコレート中毒の原因物質はカカオに含まれるキサンチン誘導体物質

チョコレートはカカオを主成分に造られていますが、そのカカオにはキサンチン誘導体物質(カフェイン、テオブロミン、テオフィリンなど)が含まれています。
これらのキサンチン誘導体には、神経系を興奮させる作用心臓の収縮量を強くする作用があります。

犬の場合は代謝が遅い

犬の場合、人よりもキサンチン誘導体の代謝が遅いため、中毒が出やすいと考えられています。
一般的に、カカオの含有量が多いほど、キサンチン誘導体の含有量が多いため、ブラックチョコレートの方が、ミルクチョコレートよりも中毒を起こしやすいと報告されています。

犬がチョコレートを食べた際の症状

多くの場合、摂取してから1~6時間後に臨床症状が認められます。初期は落ち着きがなくなり、多飲、嘔吐、下痢が認められます。進行すると活動亢進、多尿、痙攣発作が認められます。
死亡する原因としては不整脈・呼吸不全が考えられます。

・嘔吐
・下痢
・活動亢進
・発作

犬のチョコレートの中毒量

チョコレートの中毒量は、チョコレートの種類や製品によって大きく変わってきます。
そのため、以下の記事を参考にしてみてください。

犬のチョコレート中毒を予測する方法

 

 関連記事はこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

「ペットの救急医療を可視化する」をミッションに掲げるANICALの獣医師が執筆。ペット2.0を意識した世界観で問題の本質を問うような記事の作成を心掛けています。