動物病院に行く理由を解説|この症状は注意!

動物は言葉を発することができないため、自らに起きている異常について他人に伝えるツールがありません。そのため、飼い主である私たちが動物たちの体調や行動をみて、夜間救急動物病院に連れていくかを決めなければなりません。人の場合、119番通報したら、どのように対応すればいいのかを教えて貰えますし、救急車もあっという間に来てくれます。

動物病院に行く理由を獣医師が解説!こんな症状には要注意!

しかし、ペットの場合は飼い主さんが判断して対応しなければなりません。そのため、私たちはペットにとって「救急隊員」にならなければなりません。そのためには、正しい知識を身に付けておく必要があります。そこで今回は、すぐに動物病院に連れて行かなければならない理由について危険度が高い順にまとめてみました。

危険度が高い動物病院に行くべき理由

・呼吸が苦しそう

・発作を起こした

・失神した

・尿が出ない

呼吸困難動物病院に行く理由

口を開けて呼吸をしているときや、ぐったりしていて舌の色がいつものピンク色より薄いまた、紫色になっているとき。さらに呼吸がかなり速いときはすぐに動物病院に行きましょう。

激しい運動後や暑さで呼吸数が上昇するのは生理学ていな反応ですが、そのような場合以外で、呼吸が苦しそうなときは、呼吸困難を起こしている可能性があるため、お家で様子を見たり安静にするよりも、すぐに動物病院に行き治療をしてもらいましょう。

→いつ病院に連れていくべきか:すぐに 

発作動物病院に行く理由

俗に言う発作とは、何らかの原因による脳の神経伝達の異常です。てんかん発作は興奮系が過剰になる場合や、抑制系が弱まる場合に起きます。

通常、発作はだいたい1~2分で治まるので、発作中は怪我をしないように注意して、収まったら速やかに動物病院に電話をしましょう。

また5分以上続く発作や1日に何度も発作が起こる場合は特に危険な状態なので、夜中でも必ず動物病院に連れていくようにしましょう。

→いつ病院に行くべきか:すぐに 

失神動物病院に行く理由

失神とは、一過性に意識が消失することで、自然に意識は回復します。失神は、脳への血流量の低下によって生じます。

交通事故などによる出血や不整脈、心臓疾患などにより脳の血流量が低下した場合に生じます。犬や猫では失神の原因は、不整脈や心臓疾患、神経性のものが考えられます。

いずれにしても、失神を起こす背景にある病気を治療しないと再度失神を起こす可能性が高いため、必ず病院へ連れて行きましょう。

→いつ病院に連れていくべきか:すぐに 

尿が出ない動物病院に行く理由

いままで、元気だった猫ちゃんで突然尿がでないときは注意です。

尿道閉塞を起こしている可能性があります。排尿の姿勢はするけど、尿が出ない場合はすぐに病院へ連れて行きましょう。放置すると、急性腎不全や膀胱破裂、水腎症などを続発する危険性があります。

→いつ病院に連れていくべきか:すぐに 

さて、今回は特に緊急度が高く、動物病院に比較的よく来院される症状を簡潔にまとめてみました。それぞれの症状については今後詳細に説明したいと思います!

 

 関連記事はこちらから

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

「ペットの救急医療を可視化する」をミッションに掲げるANICALの獣医師が執筆。ペット2.0を意識した世界観で問題の本質を問うような記事の作成を心掛けています。