犬に 銀杏 は危険|中毒症状が起こる原因を解説

犬に 銀杏 は危険|中毒症状が起こる原因を解説

ようやく厳しい暑さもおさまり、肌寒い朝を迎える日も増えてきた頃でしょうか。そろそろ味覚の秋。旬の食材も美味しい季節になってきましたね。

そこで今回は、犬が食べてはいけない秋の食材の中でも、散歩中に食べてしまう可能性がある銀杏について紹介します。

なぜ犬で銀杏中毒の症状を起こすのか?

銀杏には、メチルピリドキシン(ギンコトキシン)と呼ばれる神経毒が含まれています。これは、体内でビタミンB6の作用を阻害することが知られています。ビタミンB6は、体内で補酵素として働き、アミノ酸の代謝に関連しています。

特に、抑制性神経伝達物質であるGABAの生合成に関与しているため、メチルピリドキシンの抗ビタミンB6作用は神経活動の興奮を引き起こし、痙攣などの症状が認められます。

犬の銀杏中毒の症状と原因

・嘔吐
・下痢
・呼吸困難
・痙攣

また、以下の理由で犬が食べてしまうことがあります。

・食事の支度中に落としたのを食べてしまう

・秋の味覚を味あわせてあげようとして

・散歩中の拾い食い

しかしながら、誤って食べてしまうことはレアケースのため、散歩中の拾い食いはよっぽどでない限り起こりません。

それは、銀杏の独特な匂いはワンちゃんも苦手で、自分から近づいたり、食べようとはしないのです。死亡例の報告によると、1日5、6粒でも症状は起こるため、散歩中細心の注意を払いましょう。

もし犬が銀杏を食べてしまったら…

銀杏を誤食してしまってからの経過観察も忘れないようにしてください!

発症までに1-2日間はいつもより注意深く見てあげましょう。そして、ホームドクターに連絡し、いつ・どれくらいの量か・経過日数をちゃんと伝えて、指示を受けてくださいね!

犬の誤食で気をつけるべき毒性物質は記事をご確認ください。

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「ペットの救急医療を可視化する」をミッションに掲げるANICALの獣医師が執筆。ペット2.0を意識した世界観で問題の本質を問うような記事の作成を心掛けています。