ペット保険の重要性を人の医療費財源から見る

厚生労働省から発表されている「平成27年度国民医療費の概要」によれば、我々日本人の年間医療費は42兆円とペット市場の40倍程の市場規模です。それにも関わらず、ペットの医療費が、人の医療費と比較して高く感じる、高くしている理由はどこにあるのでしょうか。

ペット保険を人の医療費の財源から見る

今回は、医療費の財源にフォーカスを当てて、ペット保険の重要性について説明したいと思います。

人の医療費財源の内訳は?

ヒト医療の場合、これは日本の場合ですが、国民皆保険制度のおかげで医療機関に受診すると医療費の負担が誰でも3割で済んでしまいます。そのため、実際の医療費を考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。

ヒトの場合、医療費は主に保険料、公費で賄われており、患者負担は12%ほどです。

ペット保険の場合の患者負担額

それに対して、ペット医療の場合、保険制度があるものの、患者負担額は実に85%に上るといわれています。また、ペット保険の加入率が5%ほどですから、大多数の日本人がペットの医療費を全額自分で負担していることになります。

財源を増やす一番の方法は現在のところペット保険に加入

残念ながら、ヒト医療のようにペットの医療費を公費で支払う時代が来るとは、到底考えられません。徳川綱吉将軍時代であれば、可能性はあったかもしれませんが。

財源を増やす一番の方法は、現在のところペット保険に加入することだと思います。

現状、ペット保険の補償内容やサービス、医療機関での手続きの煩雑さなどを考慮すると、まだまだ課題はありますが、財源を増加させないことには高まる医療費を賄いきれません。

ペット保険の可能性を拡げるには?

web2.0時代の今、誰しもが情報を発信できるようになりました。

しかし、このペット業界、まだまだwebの活用をできていない部分が多々あるように思います。そのため、我々も獣医師として、現代人としてまずは精確な情報を発信していくことを継続することが重要だと考えています。

 

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