犬の 分離不安 の症状・傾向・症状(行動)

犬の 分離不安 とは?分離不安症の原因・傾向・症状

犬の 分離不安 症とは問題行動と認められることもあり、一緒にいるときはいつも通りでも、愛着を感じている人や飼い主と離れた際あるいは離れることを予期した時に寂しさよりも不安が大きくなります。

犬はもともと社会性のある動物で、オオカミの時代から『集団』を作り生活していたことを考えると、人との暮らしの中でも『集団』という概念で犬は生活をしています。

一方、独居縄張り性の猫では、犬と比べてその発生率は低いと言われています。

犬の分離不安症の原因

・子犬の頃に飼い主やその家族・同居動物が常に一緒にいる環境で育てられたことによる、1頭だけになる経験の不足

・就職などにより飼い主のライフスタイルが突然変化し、これまでになかった長時間の留守番を経験すること

・飼い主が動物に対して過度のスキンシップを表すことで、飼い主の在宅時と不在時の違いが強調され、結果的に飼い主の不在時に不安傾向が増強されること

・留守中に強い恐怖体験をすることにより、留守番という状況に対して恐怖条件づけが起こること

・人や場所に慣れていない環境的要因や社会化不足

・親や兄弟犬と過ごすべき子犬期に早く引き離されたことによる精神の未発達

・今までの経験から

保護施設から引き取った

トレーニングをしたことがない

在宅時は常に飼い主について回る

・生まれ持った性格(神経質)

犬の分離不安の傾向チェック

□常に飼い主の行動を追っている

□飼い主が立ち上がると一緒に立ち上がりついてくる

□トイレの中までついてくる

□扉を閉めるとガリガリしたり鳴いたりする

□外出先などで飼い主がほんの少し離れただけで鳴いたり吠えたりする

□玄関付近に近づくと吠えだす

□ケージに入ろうとしない

よく見られる犬の分離不安の症状(行動)

外出するのを見ると吠え始め、留守中にも吠え続ける

留守中に部屋が荒らされていたり、物が破損されている

トイレではない場所で排泄をしてしまう

自分の手足を舐めたり噛んだりする

外出を予期すると落ち着きがなくなり、ついて回る

犬の分離不安の症状がひどいケース

長時間吠え続けることにより声がかれる

暴れて壁に穴を空けたり、家具の破壊

クレート内で暴れ、顔周りをぶつけたり、爪が剥がれたりして出血する

肉が見えるくらいまで自傷行為(舐める・噛む)をする

飼い主の外出に対し、それを阻止しようと攻撃的になる

犬の分離不安の対処法

適度な距離の再構築

外出時、帰宅時の飼い主の行動の見直し

留守中に安心できる場所の環境作り

基本的なトレーニングのやり直し

薬やサプリメントの使用

精神的なことなのですぐに改善するということは難しいでしょう。問題は犬だけではなく飼い主や家族にある場合もあります。しかし、根気よく続ければ改善は見られてきます。お互いに安心して生涯一緒に過ごせるような関係を作っていきましょう。

犬はなぜ吠えるのか?理由とは|みつの塾×ANICAL

2018年12月12日

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獣医師が獣医療について飼い主さんに情報発信する場所を作りたい。「生きた情報」を発信していく場がまずは必要であると考え、ペットの医療を取り扱うメディアを立ち上げました。